
- よくないとは思いながらも、仕事のやる気が出ないでついついサボってしまう
- 仕事をするフリをしながらネットニュースやSNSで時間を潰して毎日退屈している
- 同僚や友人が仕事に情熱を持っているのを冷めた目で見る一方、羨ましいとも感じている
- 最近、サボり癖がバレてきているのか、職場での信頼が失われていることをうすうす感じている
- このまま、残りの人生をつまらない毎日で過ごしたくない、このサイクルから抜け出したい
1つでも当てはまったあなたのために、今回はサボり癖を治す具体的かつ強力な方法についてご紹介します。
仕事において、やる気のエアポケットにすっぽりハマって抜け出せず、サボり癖に悩んでいる社会人はとても多いです。 やる気の波というのは誰にでも起こります。
大切なのは、やる気の落ち込みからくるサボり癖を克服して、自分の潜在能力を発揮して自分らしいキャリアを作っていくことです。
今回は、具体的なステップや方法を通じて、あなたのサボり癖を直し、自己成長への一歩を踏み出す手助けができるよう全力を注ぎました。
このブログが、あなたの現状と向き合い、前向きな未来を築くための一助となれば幸いです。
それでは、充実した仕事と人生を手に入れるための第一歩をともに勉強して踏み出していきましょう。
【サボり癖診断】当てはまったあなたはサボり魔!サボり癖のある人の5つの特徴を知る

そもそも、あなたがどんな状態であれば「サボり癖」がついている状態なのでしょうか?
サボり癖がある人は、その行動や態度に共通の特徴が見られます。
次の5つの特徴は、サボり癖が身に染みてしまっている人によくある特徴です。
自分の現状を変えたいと願う時、まず現在地を知ることが自らを変革させる旅の第一歩です。
あなたに当てはまるものがないか、あればそこからどうすればいいのか? ここが初めの第一歩となるでしょう。
サボり癖のある人のよくある5つの特徴
業務時間に無駄が多い
サボり癖のある人は、業務時間を無駄に過ごす傾向があります。
本来取り組むべきタスクを後回しにし、気が散ることが多いです。
- ニュースサイトを1日に何度も開く
- SNSを無限にスクロールしている
- トイレ休憩やタバコ休憩がやたらと多い
- 休憩以外の業務時間中にyoutubeや小説サイトなどのエンタメを見ている
これらの行動に思い当たる節があれば、あなたは徐々に「サボり癖」がついてきているかもしれません。
「体調不良」を言い訳に休むことが多い
サボり癖のある人は、仕事や責任を回避するために、「体調不良」を言い訳にすることがよくあります。
月曜日の当日欠勤することが多いなど、このタイプのサボり癖は周期的だったりするので分かりやすいです。 私も、仕事のやる気が持てなかったフリーターの時、よく発熱して休むことが多かったです。
- 毎週、月曜日の朝は気が重く、当日欠勤することが多い
- 週の前半に比べて後半からだんだんと元気になり、金曜は絶好調
- 少し体調が悪ければ、今日休むことが可能かスケジュール確認をする
休むこと自体は私たちの権利ですが、場当たり的に休んで寝て過ごしても、「当日欠勤した」という職場の評価が落ちるデメリットを支払うほどの価値は生まれません。
たしかに仕事はストレスがあるものなので、緊急避難的に休むことが価値があるタイミングがあるのは事実です。
しかし、何度も続くようなら本当に必要なのは休むことではなく、根本的な原因を取り除くことかもしれません。
今の仕事が嫌いでやる気や目標が持てない
サボり癖のある人は、現在の仕事に対して興味や情熱を持てずモチベーションが低下している傾向があります。 やる気が湧かず、自分の目標やキャリアに対する方向性を見失っているのです。
はじめから仕事に対して集中していないタイプの人もいますが、この特徴を持った人の中には、過去は情熱とやる気に満ちて仕事に取り組んでいたが、燃え尽きたり失望からモチベーションを失った人もいます。
- 成長している実感がない
- 目標を見失っている
- 単調な作業の仕事に飽き飽きしている
- 今の仕事に意義ややりがいを見出せない
原因を「自分ではない他のもののせい」として捉える人は論外です。
しかし、外的要因に大きな問題がある人がいることも事実です。
自分にできることをアイディアを行動に移してもダメなら、環境を変えることを考えてみることは非常に重要な対策になります。
先延ばし癖と責任回避
サボり癖のある人は、大事なタスクや責任を先延ばしにすることが多いです。
また、責任を回避しようとする傾向があり、難しい仕事や重要な決定を避けることがあります。
- 物事を「明日やろう」と後回しにする
- 「ちょっと休憩してから手をつけよう」と考え、いつまで経っても始めない
- 学生の頃、夏休みの課題で追われていた
- 「それは俺の担当じゃない」
こんな傾向がある場合は要注意です。
特に責任を避けて言い訳する癖がついていると、成長する機会を失ってしまいがちで大きな機会損失となる原因になります。
飽きっぽく、自分に対して甘い
飽きっぽさがあるサボり癖のある人は、新しいタスクやプロジェクトに取り組むと、すぐに興味を失いがちです。 自分に対して甘く、努力や集中を怠りがちです。
- やりかけの仕事が多く、未完了タスクだらけ
- 作業している時、15分もすると中断してしまう
- 難しい課題や努力が必要な作業に直面すると手を抜く
これらの例は、「飽きっぽく、自分に対して甘い」特徴がどのように現れるかを示しています。
働き方の違いによるサボり癖の特徴

働き方の違いによってもサボりの特徴が現れます。
次の2つはサボりが見えづらい2つの働き方について、サボり癖のある人の特徴を挙げます。
在宅勤務(テレワーク / リモートワーク)のサボりの特徴
社内コミュニケーションツールで存在感を感じない
在宅勤務では、他のメンバーとのコミュニケーションが少なくなりがちです。
そのため、自分の存在感を感じにくくなり、サボり癖が強化されることがあります。
私の会社では、「◯◯さんの霊圧を感じない!」などと冗談めかしながら、存在感を出すことを啓発してるリーダーがいました。 問題が起こる前に、こういった気配りをすることでチームのモチベーション管理をしていたのは見習いたいと思ったことを覚えています。
仕事の進みが遅い / 成果物が上がってこない
自宅で仕事をすると、他の人が自分の進捗状況を見ることが難しくなります。
その結果、業務の遅れや成果物の不足が起こりやすくなります。
営業職のサボりの特徴
KPIが異常に低い
営業職の場合、基本的にはKPIをチェックすることでサボり癖を可視化することが可能です。
見込み客はどの程度いるのか? どのくらいの見込み客にアプローチ(訪問・電話等)をかけているのか? 提案数は?決定率は?
これらのファネルで可視化すると、他のメンバーとの違いが浮き彫りになります。
あなたのKPIはチーム平均を大きく下回っていませんか?
同じ会社ばかり回り、成果につながっていない
成果を上げるためには効果的なアプローチが必要ですが、サボり癖のある人は同じ会社を回ったり、効果の少ないアプローチを続けたりすることがあります。
「自らの悪習慣を変えたい!」と願う時、自分の現状を知ることはとても大事です。
これらの特徴を理解することで、自分のサボり癖や仕事へのアプローチに気づきが生まれるはずです。
【原因究明】なぜあなたにサボり癖がついてしまったのか?

サボり癖は、単なる怠け心だけが原因ではありません。
なぜあなたがそのような癖を持ってしまったのか、その背後には様々な理由があることを知っていますか? この章では、サボり癖がついてしまう原因について考えてみましょう。
仕事に対して目標・やりがいを持っていない、失ってしまった
仕事に対する目標ややりがいを失うことは、サボり癖が生まれる要因の一つです。
仕事に意味や価値を感じられないと、日々のタスクに対するモチベーションが低下し、サボることが増えてしまいます。
失敗や失望が続いて、「何をやってもうまくいかない」とやる気を無くしてしまった
失敗や挫折が続くとき、サボり癖の原因となることがあります。
何度も続く失敗や、思うように成果が出せない状況に陥ると、人は自信を喪失して「何をやってもうまくいかない・・・」という感覚が強くなってしまい、仕事への取り組みが薄れてしまいます。
評価制度が不透明、フィードバックがない会社に勤めている
「功績あればこれを賞し、過ちあればこれを罰する」信賞必罰は経営の王道です。
評価制度が不透明で、自分の頑張りが正当に評価されていないと感じると、やる気を失いがちです。
「仕事が自分よりも明らかにできない人がいるのに、給料は同じ」だと、頑張っても無駄だと感じサボってしまうでしょう。
また、上司や同僚からのフィードバックがない場合も、自分の成果がどれだけ評価されているのかがわからず、モチベーションが低下することがあります。
職場の人間関係に問題がある
良好な職場環境はモチベーションを高めますが、逆に職場の人間関係に問題があると、サボり癖が生まれる原因となります。人間関係のトラブルやコミュニケーションの不足は、仕事への意欲を大いに低下させるためです。
「こんな仕事も、こんな職場も俺が頑張る価値なんてない」
という思いから、仕事をできるだけしないで済むようにサボり始めてしまうのです。
逆に職場の同僚や上司との関係が良好な時は、仕事でストレスを溜めても踏ん張れてしまいます。
私もブラック企業で働いていた時、その職場では土日に東京から鎌倉へ小旅行したり、金曜仕事が終わった後に深夜の高速を飛ばして名古屋に行くほど仲のいい同僚がいました。
その時は、どんなに理不尽なことを言われても、仕事の後にビールを飲んだら小水と一緒にストレスも流れていき、翌日は仕事をなんとか頑張れました。
自己中心的な原因
自分自身の考えや欲求を何よりも最優先にする人は稀にいます。
- 自分が楽をできればそれでいい
- 働いたら負け
- 他人が苦労していようが自分には関係ない
流石に、こういう考えが根付いている人はここに訪れていないと思いますが、多かれ少なかれ自分の損得勘定で動いているところは誰にでもあります。
サボり癖がついてしまった原因を知ることで、どんなアプローチを取るべきなのか、倒すべき敵の姿が見えてきます。
あなたはなぜ、サボることが日常になってしまったのか?
一度立ち止まって心の声を聞いてみてください。
サボり癖を放置することに潜む5大リスク

あなたが、「自分の悪習慣を断ち切りたい」と考える時、その悪習慣の先にどんな未来が待っているのかをイメージすることが大事です。
その未来のイメージが最悪であるほど、それはあなたを変えるモチベーションに変わるからです。
サボり癖を軽く見ていると、その影響は予想以上に深刻です。
ここでは、サボり癖を放置することによって引き起こされる5つの大きなリスクについて考えてみましょう。
仕事の成績の低下
サボり癖が続くと、当然ながら仕事の成績にも影響が出ます。
タスクが滞っていたり、仕事に真剣に取り組まなかったりすることで、成果物の質や量が低下してしまいます。
しかし、これはほんの序章です。
たくさんの「やり残しのタスク」が出てくると余計に憂鬱になってやる気が下がるという負のループに入ってしまいますし、仕事の成果が出せなくなると、次に挙げる最悪の連鎖が始まってしまいます。
信頼を失う
サボり癖が顕著になると周囲からの信頼を失います。
サボり癖によって
- 頼んだ仕事を満足に遂行してくれない
- 約束を守れなかった
- 仕事に対する責任感が感じられない
上記のようなことが積み重なってしまうと、上司や同僚だけでなく取引先・顧客など仕事で関わる全ての人からの評価が下がってしまいます。
成長機会の喪失
あなたがもし、なにか仕事を誰かにやってもらおうと思う時、どんな人にお願いしたいと思いますか?
少なくとも、期日を遅れたり適当な仕事をする人に頼みたいとは思わないはずです。
仕事の成果が出ずに信頼することができない人には、周りの同僚や上司もタスクの依頼はしたくないですし、プロジェクトへ参加して欲しいとは思わないでしょう。
一見、仕事をしないでも同じ給料がもらえる楽でいい状況のように見えますが、それは人としてもビジネスパーソンとしても成長する機会を与えられなくなってしまったとも言えます。
経済的な損失
仕事の成果が出ない、周囲から信頼してもらえない、成長もしない、ただ年齢だけが増えていくとビジネスパーソンとしては致命的な状況に陥ってしまいます。
これまでの日本企業では、ただ会社にいるだけで勤続年数さえあれば昇給してきました。
しかし、今後の日本ではそうもいきません。
企業でさえも生き残りをかけて必死な世の中です。
成長せず成果も出せないお荷物社員は昇給する機会を失います。
それどころか、リストラが始まると真っ先に候補に挙げられて職を失ってしまうかもしれません。
また、ジョブ型の雇用が広がると、ますますサボり癖のある人にとっては逆風です。
ジョブ型雇用は、職務やスキル・期待する成果が明確になり、成果が出せない人は給料どころか仕事すら失いかねません。
同じメンタリティのまま、派遣社員などの有期契約になってしまうとさらに悲惨な人生が待っているでしょう。
メンタルヘルスの悪化
サボり癖によって仕事が積み重なり、ストレスが増大すると、メンタルヘルスに悪影響を及ぼす可能性があります。 また、仕事の成果を出せないことによる自己嫌悪や不安、無力感が広がり、心身の健康に影響を及ぼすことが考えられます。
場合によっては、同僚や上司の直接的な非難や陰口をたまたま聞いてしまうこともあるかもしれません。 それらの出来事が重なっていくと、「自分はダメな人間だ」「社会人として失格だ」などの考えが染み付いてしまい、何事に対しても自信を持てなくなるでしょう。
これらのリスクは、サボり癖を放置した結果起こり得るものです。
しかし、今から取り組むことで、これらのリスクを回避し、最悪な未来を遠ざけて希望の光がさす道を歩むことができるのです。
5ステップで克服する!サボり癖の治し方

ここまで、サボり癖についてさまざまな角度から理解を深めるために切り込んでみました。
- サボり癖がある人はどんな特徴を持っているのか?
- サボり癖がついてしまったその原因にはどんなものがあるのか?
- サボり癖の人にまつ悲惨な末路とは?
実は、ここまでの内容は全てあなたがサボり癖を治し、その悪癖を克服して新しい一歩を踏み出すために必要なステップでした。
この章では、サボり癖を治すための強力な5ステップを詳しくご紹介します。 そのステップは次の5つです。
- 自己理解と対話
- 最悪の未来の先取り
- あなたのヒーローが現状を打破するドラマを想像する
- 変わるためのありとあらゆる方法をリストアップ
- 今すぐできる行動リストを作る
これらのステップを実行することで、ポジティブな変化をもたらすことができるでしょう。
自己理解と対話
サボり癖を改善するためには、まず自分自身を理解することから始めましょう。
自分を変革するという旅は、まずはあなた自身の現在地点をしっかり理解流することから始まります。
自分はサボり癖がついてしまっているのかということを自覚することや、なぜサボってしまうのか、その背後にある本当の理由を考えることが重要です。
自己対話を通じて、過去の経験や感情、考え方に目を向けることで、サボり癖の根本原因を見つけ出すことができるはずです。
最悪の未来の先取り
人には、現状維持バイアスという厄介な脳の仕組みがあります。
いつでも「なんとかなる」と楽観視して、ぬるま湯の中に居続けてしまい、茹でガエルのようにゆっくりと最悪の方向に向かっていくのです。
常に成長している人や、自分を変えていける人は「自分がこのままいけばどうなるのか?」ということをありありと正確にイメージしていけるセルフフィードバックシステムを持っている人が多くいます。
特に、会社員をしている人は3年後・5年後・10年後の未来のイメージが大体分かるでしょう。
多くの人は現実を直視する勇気を持ちませんが、自分を変えようとする人は違います。
このままいけば、どんな未来が待っているでしょうか?
- まるでゲームをクリアしていくように達成感を持って仕事できるか?
- 職場の同僚や上司とは仲間として尊敬しあう最高のチームでいられそうか?
- やりがいを持って、成長を実感しながら充実感のある毎日を過ごせそうか?
- 満足な給料をもらって、やっている仕事にやりがいや満足感を持てそうか?
- 通勤や雑務など、その他のことで擦り切れるようなことはないか?
もし自分の未来が嫌だと思うなら、それをどこまで嫌だと実感できるかが人生の分かれ道になります。
その最悪の未来イメージを明確に描くことで、「このままでは絶対に嫌だ!」と思えるならそれは行動を起こすための大きなモチベーションへと生まれ変わるからです。
あなたのヒーローが現状を打破するドラマを想像する
いまのあなたの延長線上にある未来が嫌だと思えたら、次はその現状は「ぶち壊し抜けることが可能な壁である」という強烈なイメージを作ることが重要です。
現状を変えようとするときに、「自分ならどうするだろう?」と考えると、人は無意識に「そんなことは不可能だ」とあなたの可能性を制限してしまいます。
そんな時は、あなたが尊敬する人や憧れるヒーローをイメージしてください。
彼や彼女があなたのような状況にいたとして、そこからどうやって人生を切り開いていくでしょうか?
あなたの憧れるヒーローなら、あなたの中にある制限なんてものともせず、自由に現状を打破するような行動を取るでしょう。
そして実は、あなたのヒーローの行動はあなたの無意識からのヒントなのです。
あなたのヒーローが現状を打破してくれたら、今度はあなたの番です。
ヒーローがやってくれたのと同じように、あなたもそのすぐ後についていくように想像してみましょう。 もし途中うまくいかなくてつまづいても、あなたのヒーローが手を差し伸べてくれてゴールまで一緒に寄り添って走ってくれるでしょう。
そのイメージができれば、あなたの深層心理ではもう「現状は変えることができるものである」と書き換えることは成功です。
変わるためのありとあらゆる方法をリストアップ
「現状を変えることができる」というイメージができれば、あなたの変革の旅はもう70%は完了です!
次のステップは、「現時点で人生を変えるためにできそうな、あらゆる方法を考えてみる」ことです。
現実的でない突拍子なアイディアもここでは大歓迎です。
ここでは思いついたアイディアの評価は気にせず、とにかく思いつくままにアイディアを出すことが大切です。
今すぐできる行動リストを作る
アイディアが十分でてきたら、もう最後のステップです。
出たアイディアの中から、すぐに実行可能なものを5〜10個選び、行動リストを作成しましょう。
そして行動リストを作ったら、その場でできるだけすぐに取り掛かれるアイディアをすぐに実行しましょう。自分を変える時、「最小限の進化を積み重ねる」ことと「進歩を目に見える形にすること」が非常に重要です。
どんなに小さな行動の変化でも、それは偉大な一歩です。
その一歩を踏み出したら、スタンプカードを押すように「完了!」と印をつけてください。
完了が増えるたびに、一歩一歩前進していることがスタンプによって目に見えるような仕組みを作るのです。
これは子供にとってだけでなく、大人にとっても変わらずに達成感を味わえるアイディアです。
そして最後に、この行動を習慣に変えるため秘訣もご紹介します。
行動リストの中には、継続することが重要なアイディアもあるでしょう。
その行動を習慣化させるためには、「行動を始めるための小さなきっかけ=トリガー」を作ることで習慣化させることがとても簡単になります。
例えば、「毎日、ビジネス本を読んで自己投資をしよう」という行動を習慣化させたいとき 「ベッドで本を開いて目次をみる」「最初の3行だけ読んでみる」など、毎日続けても負担にならない程度のきっかけとなる行動をルールにしてみましょう。
まずは小さく取り組んでみてください。
これらのステップは、「嫌だと思う未来」をバネにして「思い描く最高の未来」に向かうというモチベーションを作り、小さな一歩によってサボり癖を徐々に克服していくことが可能になります。
Baby steps to Giant strides.
「赤ちゃんの一歩は小さく、か弱いが、のちに大きく力強い力になる」 という言葉があります。
あなたがあなたらしく力を発揮して輝ける場所を作れることを心から祈っています。
環境も人を創る

サボり癖を克服するためには、あなた自身の内面に向き合うことが大切ですが、同じくらい外部の要因、つまり職場環境や会社の風土にも注目することが重要です。
外部の環境は、あなたの行動や考え方に影響を与える要素となります。
ここでは、環境も人を形作る一翼を担う要因として考えてみましょう。
外部の要因はすべてあなたの意思だけでコントロールできるわけではありませんが、それでもあなたが取るべきアクションは存在します。
転職エージェントの活用して、あなたが輝く環境を見つける
もしあなたが現在の職場環境がサボり癖の原因となっていると感じるなら、転職を検討することも一つの選択肢です。
転職エージェントを活用すると、あなたに適した職場環境を見つけることが自力で転職サイトを徘徊するよりも圧倒的に高い確率で実現できます。
それは転職エージェントでは、業界・職種(営業、人事、SEなど)の事情を熟知しているエージェントから、一人ひとりの経歴に合った可能性のある求人を紹介してもらうことができるためです。
そのため、転職サイトで一人で情報収集するよりも圧倒的に効率よく優良な案件と出会うことが可能になります。
転職エージェントを使って希望する条件を絞る際は以下のポイントに注目することで、サボり癖が改善し、やりがいを持ってエネルギッシュに働くことができる企業に出会える確率が上がるでしょう。
サボり癖と無縁になれる企業の特徴①【自由】裁量権がある
工場のライン作業や倉庫のピッキング作業のような単調なルール通りにしかできない仕事は、その仕事の重要さが実感しにくく、どうしても「サボったところで問題ない」と考えやすいためにサボり癖がつきやすいものです。
それに比べて自由度の高い仕事は創意工夫ができる余地があり、仕事の楽しさややりがい・幸福感を実感しやすいため、「サボるよりも仕事をすることのほうが楽しい」という状態を作りやすいです。
- 成果が出せれば作業を実行する過程(スケジュールや順序・実行方法など)を自由に設定できる
- 目標を達成する方法の選定を自らできる
こんな特徴のある会社を探してみてください。
サボり癖と無縁になれる企業の特徴②【明確】会社に明確なビジョンと人事評価制度がある
会社が明確なビジョンを持ち、成果を評価する仕組みが整っている環境では、自分の努力が報われることを実感しやすくなります。
「3人のレンガ職人」という寓話を聞いたことがありますか?
旅人が3人のレンガ職人と出会い、話を聞くという短いストーリーですが、この中にはビジョンや目的の明確さが以下に人生を豊かにするかが学ぶことができます。
- 1番目のレンガ職人:「暑い日も寒い日も、風の強い日も、日がな一日レンガ積みさ」
- 特に目的なし
- 2番目のレンガ職人:「この仕事のおかげで俺は家族を養っていける、ありがたい仕事さ」
- 生活費を稼ぎ家族を養うことが目的
- 3番目のレンガ職人:「歴史に残る偉大な大聖堂を造っている、誇らしい仕事さ」
- 後世に残る事業に加わり、世の中に貢献することが目的
会社がどんなビジョンのもとに活動し、あなたが所属する組織がそのビジョンを実現するためにどんな業績を作ろうとしているのかを知り、あなた自身の働きがどんな形でその世界を作ることに貢献しているのかということを共感・理解できると、仕事に対する情熱は格段に上がります。
サボり癖と無縁になれる企業の特徴③【達成】仕事のフィードバックが適切にある
フィードバックは成長のための重要な要素です。
人間のモチベーションが最も上がるのは「少しでも前進していること」を実感するときです。
適切なフィードバックがある環境で働くことで、自分の成果や改善点を把握しやすくなり、モチベーションを高く保って活動することができます。
- 小さな達成感を味わえる環境が整っているか?
- フィードバックはどのように得られるのか?
これらの質問は、フィードバック環境があるかどうかを知る上でとても大切な問いになるでしょう。
サボり癖と無縁になれる企業の特徴④【仲間】同僚はあなたの最高の仲間になり得るか?
協力的な同僚とのチームで働くことで、やる気を高め、仕事に取り組む楽しさを感じることができます。
同僚が人生に及ぼす影響の強さに関する調査で、アメリカで行われた500万人を対象にした調査が有名です。 この調査では、次のことが分かりました。
- 職場に3人以上の友人がいる人は仕事の満足度が96%上がる
- 職場に最高の友人がいる場合は7倍に上がり、作業スピードも上がる
また、「最高のチームとは何か?」という研究ではGoogleの「プロジェクト・アリストテレス」が有名でしょう。 その中で、特に大事な要素として挙げられていたのは「心理的安全性」です。
心理的安全性とは「どんなにひどい失敗や恥ずかしいミスをしても、この仲間ならバカにされないし適切に助けてくれるだろう」という信頼感を感じられる状態のことを指します。
こういう情報も、ネットでは玉石混交で真偽が確認しづらいですが、転職エージェントを活用すると実際に求人を出しているチームとやりとりをしているため、生の感想や情報を得ることが可能になります。
サボり癖と無縁になれる企業の特徴⑤【貢献】自分の仕事がどれくらい他人の生活に影響を与えられるか
自分の仕事が他人の役に立っていると実感できる環境では、モチベーションが向上し、仕事への取り組みが変わります。
「人のためになること」を仕事にするとモチベーションが上がる理由は、次の実感を得られるためです。
- 自尊心
- 他人の役に立ったことにより、「自分は有能な人間なのだ」との感覚が生まれる
- 親密感
- 親切のおかげで他人と近くなった気分になり、孤独感から逃れやすくなる
- 自律性
- 「他人のためになった」という感覚が、「誰から指示されたわけではなく、自分で自分の幸せを選択できた」との気持ちにつながる
ビジョンに共感できる会社を探したり、顧客から直接またはSNSなどで間接的に感謝の言葉と触れられる仕事に就くことができれば、サボっていることに居心地の悪さを感じて悪癖が自然と治ってくるでしょう。
「朱に交われば赤くなる」
あなた自身が成長し変革することと同じくらい、外部の環境も整えることは重要です。
あなたがサボり癖を克服すると決意し行動し、転職によって最適な環境を見つけることができれば、やりがいを持ってエネルギッシュに活躍できる日々を過ごせるようになるでしょう。
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